9月21日(土)、22日(日)「Maker Faire Tokyo 2024」に出展します
今年もMaker Faire Tokyoにユカイ工学が出展します!
本会場では、女子美術大学、武蔵野美術大学とユカイ工学とのロボティクス講義で制作した学生のロボット作品と共に、ユカイ工学の教育シリーズ「kurikit」の各種工作キットや、呼吸するクッション「fufuly」、やみつき体感ロボット「甘噛みハムハム」、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」など、ユカイ工学の商品を一堂に展示します。
ここでは「kurikit」から新たに開発中のプログラミングキット「メイカーボード」も初展示。さらに同キットについては、一般発売に先駆けて本製品のベータ版を数量限定で販売します。ロボット工作やものづくりをこれから始めたい方、最新のプログラミングキットに関心のある方のご来場を、心よりお待ちしております。
出展概要
イベント名 | Maker Faire Tokyo 2024 |
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日時 | 2024年9月21日(土) 12:00~18:00(予定)、9月22日(日) 10:00~17:00(予定) |
会場 | 東京ビッグサイト(西4ホール)東京都江東区有明3-11-1 |
ブース位置 |
F-03-08 女子美術大学 ロボット研究プロジェクト
F-03-09 ユカイ工学株式会社 E-03-10 武蔵野美術大学ロボット部 |
イベント公式サイト | https://makezine.jp/event/mft2024/ |
販売情報
製品名:メイカーボード(ベータ版)
販売価格:6,864円(税込)
「Maker Faire Tokyo 2024」ユカイ工学ブースにて先行販売
※工作に使用するモーターやセンサーは別売です。
プログラミング工作キット「メイカーボード」について
市販のさまざまなセンサーや、複数のモーターを使えることにより、より多機能なロボットを作れるプログラミングキットが「メイカーボード」です。作ったロボットは乾電池で駆動し、PC不要(スタンドアローン)で動作させることが可能。テキストでのプログラミング、はんだ付け、電源の確保など、ロボット作りでつまづきやすいとされる要素をできるだけなくしつつ、より高度なロボットを作れる仕様を目指しています。
「メイカーボード」の大きな特長は、「kurikit」から現在発売中の工作キットと比べ、使えるモーターやセンサー(※1)の種類が非常に多いことです。さまざまなセンサーがモジュール化された「Grove」(※2)に対応しているので、温度、湿度、人感、振動、音、接触など、多種多様なセンサーを接続することが可能になりました。モーターはDCモーターやサーボモーターを複数使用することができ、現在発売中の「kurikit」工作キットに含まれるモーターと連携させることもできます。
※1:「Maker Faire Tokyo 2024」会場で発売される「メイカーボード」にはこれらのモーターやセンサーは含まれておりません。
※2:「Grove」はSeeed Studio社の製品です。
「メイカーボード」で作れるロボットの作例
教育機関でも「kurikit」シリーズが活用されています
女子美術大学、武蔵野美術大学では、ユカイ工学代表の青木をはじめ、エンジニア、デザイナーなどのスタッフが毎年恒例でロボティクス講義を実施。この講義では、「kurikit」の工作シリーズ「ココロキット+」と新たに開発した「メイカーボード」を発売に先駆けて活用しています。
【女子美術大学 担当教授からのコメント】
今年は、ユカイ工学さんが開発中の新しいキットを使用させていただきました。昨年まで使用していた「ココロキット+」は動作させるためにパソコンが必要でしたが、今回の新しいキットはパソコンを使わずにスタンドアローンでロボットを動作させることができるため、デモや展示が非常に行いやすくなりました。学内での展示でも多くのお客様に動くロボットをご覧いただくことができ、非常に好評でした。
(女子美術大学 芸術学部 アート・デザイン表現学科 小笠原たけし教授)
【女子美術大学 授業参加学生からのコメント】
ロボット製作未経験だったこともあり、最初は自分で製作するというワクワク感とともに完成できるか不安もありました。しかし理想のロボットに近づけるため試行錯誤していくうちに、不安よりもロボットと向き合う楽しさ、完成に近づく実感と愛着が湧いてきました。作っては問題点を見つけてやり直すことを繰り返すロボット製作はとても大変でしたが、完成した際の感動と得られた技術は忘れられません!(K.Oさん)
美大生の私たちにとって、見た目や素材をデザインすることは得意分野だが、イメージしている機能や動きを再現するにはどんなパーツやプログラムが必要か考えるのは難しかった。ユカイ工学の社員さんから「エンジニア」的な視点でアドバイスをいただいて、ロボット完成までの道のりが分かりやすくなった。やりたい動きを実現するため、モーターを工夫したりセンサーを使い分けたりすることが新鮮で学びになった。(R.Wさん)
私は今回、ユカイ工学さんの協力のもと、話しかけると首を傾げて反応する「何も分からない」ロボットを製作しました。ロボット特有の無垢で中立的な存在に着目し、何も分からないからこそ何でも話しかけられるという癒しをコンセプトにしました。制作を進める中で、内部構造の強度や利便性を保ちながら効率よく小型化することに苦心しましたが、実際に完成し、たどたどしく動いているのを見るととても愛着が湧き癒されました。(A.Kさん)
【ユカイ工学・代表 青木からのコメント】
kurikitシリーズ製品は、小学生向けにとどまらず、美術大学の授業や社会人向けのワークショップなどにも活躍の場を拡げて来ました。今回発表の「メイカーボード」は、そうした幅広いユーザーに対応できるプロトタイピングツールを目指し、機能を盛り込んだ製品です。ユーザーの「好奇心」を膨らませながら、学びを「ユカイ」にするというビジョンの実現に今後も取り組んでまいります。
「Maker Faire Tokyo 2024」には、女子美術大学 ロボット研究プロジェクト、武蔵野美術大学ロボット部も出展します。両校展示のすぐそばでご覧いただけるユカイ工学ブースと合わせて、ぜひお立ち寄りください。