小学生ロボコン2023に参加するためのロボットを作ろう

小学生ロボコン2023に参加するためのロボットを作ろう

2023年も全国の小学生を対象としたロボットコンテスト、小学生ロボコンが開催されます!毎年ルールが変わるのが特長の小学生ロボコンですが、今年のルールは「サンプルリターン」です。

ロボットによるつり下げられたサンプルの回収への挑戦は、楽しいだけでなく「モノを取ったり運んだりする」というロボットの基本的な要素の学びにもつながります。

この記事では、小学生ロボコン2023に出場するためのロボットの作り方について紹介していきます。この記事で紹介するロボットは、フィールドを移動したり、簡単な課題をクリアしたりすることができます。

はじめてでも取り組みやすい難易度になっていますので、この機会にぜひ小学生ロボコンに挑戦してみてください!

参加方法をスキップして作り方を見る



小学生ロボコン2023に参加する方法

小学生ロボコンに参加するためには、ロボット製作以外にも手続きが必要です。下の画像のような流れで参加する大会を決め、大会のルールに沿ってロボットを製作してエントリーしましょう。


サンプルです

エントリーの手順を間違えると、大会に出場できなくなる場合があります。それぞれの手順についてくわしく解説していきますので、最後までよく読んでから準備を進めてください!


01:参加するコンテストを決めよう

小学生ロボコン2023で行なわれる試合は、様々な場所で行なわれる予選会と、予選会を勝ち抜いた18人で行われる全国大会の2種類に分けられます。まずは、公式サイトに載っている予選会の一覧から自分が参加する予選会を決めて、ルールや申し込み期日などを確認しましょう。

開催時期や開催場所を良く確認して、参加したい・参加しやすい大会を選びましょう!


02:ルールを確認して必要なものをそろえよう

ロボットを作る上でとても大切なのは、大会のルールの確認です。大会のルールブックにはロボットの大きさや重さ、やっていいこととやってはいけないことなど、ロボットの製作に必要なことが書かれています。

ルールブックに書かれた制限を満たしていないと、せっかく時間をかけて作ったロボットも大会に出場できません。公式サイトに載っているルールブックを良く読んで、ロボット製作に必要な情報を確認しましょう。

※ルールは常に更新され続けます。定期的に内容を確認するようにしましょう。


03:ロボットを作ろう

出場する大会を決め、大会のルールをしっかりと確認したら、いよいよロボット製作に入ります。安全に十分気をつけながら、自分が作りたいロボットを楽しんで作っていきましょう!

この記事では、小学生ロボコン2023に参加できる基本ロボットの作り方を紹介しています。初めて参加する人には、「ロボット製作時の注意点」と「ロボットの作り方」の項目を読んで、ロボットを作っていくことをオススメします。

基本ロボットを作ってからがスタートラインです。よりレベルの高い課題をクリアできるように、どんどん改造していきましょう!


04:大会にエントリーしよう

ロボットの準備が整ったら、いよいよエントリーです!

大会によっては、ロボットの動画や写真が必要になります。大会の開催概要をよく確認し、入力し忘れているところがないか、間違いがないかに気を付けてエントリーしましょう。

【注意】大会によっては、ロボットを作るより前にエントリーが必要な場合もあります。エントリー受付期限や、必要事項などを最初に確認しておきましょう。



ロボット製作時の注意点

大会の日程や参加手順、大会ルールを確認したら、いよいよロボット製作に入ります。今すぐにでも工作をしたい気持ちになりますが、その前に一呼吸置いて、最後の確認に移りましょう!

おろそかにしてしまうと作業を進められなくなったり、大会に出られなくなったりしてしまうような、重要な注意事項ばかりです。しっかりと確認して、楽しく作業を進めましょう。


安全には十分気を付けよう

ものづくりをする上で何よりも大切なのはみなさんの命です。健康に、安全にものづくりを楽しめるよう、十分に気を付けながら作業を進めましょう。

ハサミやカッターなどの刃物の扱いに注意することはもちろんですが、作業のやり過ぎで体を壊さないように気をつけることも大切です。作業の合間に休憩をとったり、遅くなる前に寝たりと、無理をし過ぎないように工夫しましょう。


サンプルです

ルールをしっかりと確認しよう

サイズ制限や重さ制限を守っていないロボットは、大会に出場することができません。大会のルールを最初に確認する時に、数字を読み間違えてしまったり、見落としてしまったりするミスはよく起こります。

「せっかくロボットを作ってきたのに、大会当日になって初めてサイズ制限をオーバーしていることが分かった」という悲しい思いをしないためにも、ロボットに関する制限はこまめに確認する習慣を付けましょう。



ロボットの作り方

いよいよ、小学生ロボコン2023に出場するためのロボットを作る方法について解説していきます!

今回のルールでは、高いところにつり下げられたサンプルを回収して、スタートゾーンまで持ち帰る必要があります。この場合は「まず始めにフィールドを動き回るための台車を作り、その上にサンプルを回収するための仕組みを乗せる」という考え方で進めることで、作業しやすくなります。

この項目では、まず初めにフィールドを移動する台車となる「基本ロボットの作り方」を説明します。次に、サンプルを落としたり、回収したりする仕組みの作り方を説明します。

説明に沿ってロボットを作って、小学生ロボコン2023の世界を体験してみましょう!



01:基本ロボットを作ってみよう

こちらでは、3種類ある公式キットごとに基本ロボットの作り方を説明しています。自分が持っているキットに合わせた説明を読んで、基本ロボットを作っていきましょう!


ユカイな乗りものロボットキットを使った例


サンプルです


ユカイなぼうけんクラフトキットを使った例


サンプルです


ユカイな生きものロボットキットを使った例


サンプルです


02:改造のヒント

基本ロボットが完成すれば、フィールドの上を自由に動き回ったり、地面に置かれたサンプルをスタートゾーンに持ち帰ったりすることができます。ですが、これだけでは競技課題をすべてクリアすることはできません!

基本ロボットが完成してからが、小学生ロボコンのスタートです。
こちらでは、高いところにあるサンプルを回収するための改造のヒントについて説明されています。改造のヒントをよく読んで、自分だけのロボットへと育てていきましょう。


サンプルです


03:もっと改造してみよう

基本ロボットの作り方や改造のヒントだけではクリアできない課題もあります!

ここから先を考えるのはあなた自身です。記事の内容を読み返したり、自分で調べたり、色々試して考えたり…

小学生ロボコンを通じて、上手くいくことも上手くいかないことも楽しめるものづくりの世界を体験していただけることを願っています!!


サンプルです

公式キット・拡張パーツ

ユカイな乗りものロボットキット
ユカイなぼうけんクラフトキット
ユカイな生きものロボットキット
ばんのうジョイント

小学生ロボコン2023の公式キットおよび拡張パーツはユカイ工学のオンラインストアからお求めいただけます。

小学生ロボコン2023

夏に各地での連携予選会や、オンライン予選会、11月には全国大会が企画されています。
小学生ロボコン2023の最新情報は公式サイトをチェックしてみてください。